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知らなかった!「健全な精神は健全な肉体に宿る」の意味する意外な真実

lotus

 

昨日の記事で「健全な精神は健全な肉体に宿る」という言葉についてふれました。
ふと、誰が言った格言なのだろう?と気になったのでgoogleさんに聞いてみました。
意外なエピソードがあったので、ここに記しておきます。


この格言、ユウェナリスという古代ローマ時代の風刺詩人、弁護士がつくった詩の中の一節とのこと。
 
へぇー。
 
さらに言うと、この格言、ユウェナリスが表現したものとは違う意味で、かつ意図的に使われるようになったらしいのです。
 
ぼくは、これまで文字通りの↓のような解釈をしていました。(おそらくみんなも)
「さわやかで、たくましい精神をもつには、からだを鍛えることが必要だ。」(特に若いころは)
あるいは、
「明るく、素直で、前向きなこころの持ちようは、からだが健康であるからこそ保てるのだ。からだがのどこかに不調をきたすと物事を暗く考えてしまったり、どこかひねくれた考え方をしてしまいがち。
だから、健康に気をつけましょう!」

 
ところが、ユウェナリス自身は、そんなことを詩で伝えようと思ったわけではなかったのです。
ユウェナリスは、金持ちになること、地位を得ること、才能をのぞむこと、栄光、長生き、美貌、いずれも願うべきでない、これらはいずれ身の破滅をもたらすから。もし願うとしたら「心身ともに健康であること」ぐらいにしておきなさい。その程度を願うのなら不幸になることもない。大きなことを願うべきでない。ということを詩にしたとのことです。
 
深い。。。
 
紀元60年〜130年という昔に生きたユウェナリスの詩の一節が、現在のような意味で使われるようになったのは、近世になってからのようです。
当時、各地で世界規模の戦争が始まりました。
戦争に勝つには強い軍隊が必要です。強靭な身体をもった軍人が求められます。
各国は軍人に身体を鍛えることを奨励しようとしました。
そこでスローガンとして使われたのが「健全なる精神は、、、、」のフレーズでした。
ユウェナリスの長い詩の一部分だけを切り取って。本来、ユウェナリスが表現したかったこととは違う意味で。
「みんな身体を鍛えよう!そうしたら健全な精神をもてるぞ!(本音は強い軍人になれ!)」
その後、戦争のためだけでなく、スポーツの世界でも若者の身体づくりを促すために、このスローガンが使われるようになりました。ぼくらも小学生のころよく言われました。運動会で校長先生のスピーチの決まり文句だったように思います。
 
ちなみに、この格言、英訳では
A sound mind in a sound body
だそうです。
 
以上、タイトルが大袈裟だったわりには、小ネタで失礼いたしました。
参考)
wikipedia
 
健全な精神は健全な肉体に宿るとは言わなかったユウェナリス

http://www.geocities.jp/hgonzaemon/intro_juvenal_intro.html

 

2013/08/02 | 未分類

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